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車椅子の人

車椅子の人に縁があります。有限会社クレッシェンドを設立した1997年。初めて取り組んだ仕事が、車椅子の人を主人公とした「溌(hatsu)」というミュージカルです。
車椅子バスケットのチームから、3人ほど選出し、アクロバットダンスチームや、ダブルダッチチームの方々にもご出演いただきました。
そのときのメンバーの何人かは、マッスルミュージカルに出演されているのを見かけました。
その当時は、テレビ番組や雑誌で特集を組んでいただいたり、テレビの年末特番にキャスティングしていただいたりで、会社設立の早々、弾みになりました。

僕の職業は、グラフィックデザイナーです。
なぜ、会社を作って早々、畑違いの仕事に手を出したのか? おそらくご同業の方なら解っていただけると思いますが、この仕事、エンドユーザーとの関わりが一切ありません。
自分の作ったものを、みんなはどんな顔で見てくれているのか? 泣いたり、笑ったりを求める仕事ではありません。クライアント(情報発信者)の伝えたいことをわかりやすくビジュアルにするのが仕事です。それでも、反応がとても気になるのです。
ずっとフラストレーションでした。
なので、何か「生の感触が得られるもの」が欲しかったのです。

その時から、車椅子の人々とは、ずっと縁があります。「バリアフリーだ」「ユニバーサルだ」などと、叫び続けているわけではありません。至ってフツーに関わっています。
最近「ユニバーサルデザイン、ユニバーサルデザイン」と喧しいですが、世間と比べると、僕の意識は低い方に分類されると思います。一緒にいても、あまり介助に気がまわりません。

そんな「車椅子の人」である、知人が、会社を設立し、車椅子用のバッグを発売しています。BOBLBE-Eとのコラボレーションで、BOBLBE-Eのシェルを流用して、車椅子で使用しやすいようにリメイクしたものです。
僕は、このWEBサイトの制作を担当しました。
まだ、発売して日が浅いので、街で見かけることはあまりないでしょう。しかし、購入された方からは大絶賛をいただいているようです。
難点といえば、価格が高いことでしょうか?
これまで、僕は、いわゆる「障害者グッズ」のダサさがとても嫌いでした。
なんか「カッコなんて気にする人たちじゃないでしょ」的なザツなモノ作りに疑問を持っていましたので、こういう製品の登場は大賛成です。

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2006年11月15日 03:32に投稿されたエントリーのページです。

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